地底人は地上を目指す

地方在住&底辺生活な地底人主婦の雑記。

クラッシック映画が面白い【アパートの鍵貸します】シャーリー・マクレーン&ジャック・レモン

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ずっと観たいと思っていた
クラッシック映画を
ひとつづつ大切に観ていきたいと思います。
その一つ
≪アパートの鍵貸します≫を
レンタルしました。

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アカデミー賞
作品・監督・脚本・美術・編集受賞
ゴールデングローブ賞
作品・主演男優・主演女優受賞

良すぎです。
私的10選に入りそうです。
あまりに良かったので
後を引き2回観ました。

時は1959年11月
場所は人口804万人のニューヨーク。
従業員3万人の保険会社に勤める
男性社員バクスター。
効率よく出世を目指すため
5人の上司に自分のアパートを
プライベートの為に提供し
代わりに仕事の評価を頂きます。
≪アパートの鍵貸します≫です。
上司の都合を訊いて曜日を調整。
部屋に帰りたいのに
開け渡して貰えなかったり
鍵を持って帰られたりした日は
公園のベンチで野宿、と
出世に見合う努力を果たします。
結果体調をくずしたり
隣人にはうるさがられるし
好色と誤解されるし。
そんなバクスターには想い人がいます。
同じ会社のエレベーターガール、フラン。
しかしフランの想い人が鍵の上司と解り
それで落ち込む暇もなく事件が。

1回目はとにかく彼女
シャーリー・マクレーンの可愛さに
終始目を細めてしまいました。
愛くるしいというのか
ローマの休日で髪をショートにした
ヘプバーンの可愛さは有名だけど
若き日のシャーリー・マクレーンが
こんなに可愛かったことにびっくり。
ダウントンアビーが頭をよぎる。
彼女が演じるエレベーターガールのフランは
テキパキとして、気が回り
男性社員に対しても威風堂々たるもの。
でもクソな部長が大好きで
結局泣きをみる恋をしています。
ウトウトとベッドに沈んで
眠ってしまうところが
また可愛い。

2回目はもう少しじっくりと鑑賞。

ジャック・レモンいいですね。
えっまじか?とか、勘弁して・・とか
そんなコメディタッチの表情が
台詞なしでもしっかり伝わってくる。
ふとサイレント映画の喜劇王
チャップリンを思い出しました。
あまりに素晴らしいので調べたら
ジャック・レモンは戦後の喜劇王だとか。
彼のサイレント映画があったら
是非観たいと思うのです。
そして笑えるだけでなく
フランを想う表情がとにかく優しい。
フランちゃん、彼、彼、彼だよ。
要らぬ事は口にせず
ホントのところの言い訳は無し。
男らしすぎます。

フランを想う素敵な台詞を。

カードをしながら
バカな男にひっかかってばかりと
悲壮になるフラン
『人生台無しだわ どうしよう』
バクスターはカードを見ながら一言
『勝つことだ』

フランは以前タイプの試験で
スペルが滅茶苦茶で
事務に就くことが出来なかった。
部長の奥さんに手紙を書くと言う彼女に
『妙案とは言えない』
『どうして?』
『スペルがダメ 自己嫌悪に陥る』
『もうとっくに嫌いよ』

部長のことをいつの日か
諦められる時がくるのか。
落ち込むフランに
偽りの自分の失恋話で
誤って拳銃で膝を撃ったのだと。
『完治に一年
未練は3週間で消えた』

良しっ。と笑える一言。
部長に鍵のメンバーは何人かと訊かれて
『4人です。社員3万人なので
比率から言えば知れています』
部長が4人を腐ったリンゴが4つ
と言った後
実は部長も鍵の仲間に入れろと要求。
『腐ったリンゴが4つでも
5つでも同じです・・比率はね』

おまけ
上司の一人がバーで女性を連れ
バクスターに部屋を貸せと電話中に
『寂しいわ だれと話を?』
『ママだ』
『優しいのね 好きよ』
・・・・
『30分だ いいだろ?』

台詞が残る素敵な映画でした。
じっくり脚本を楽しめるのは
クラッシックならではでしょうか。

隣人のドクターがまた良い
フランを助けるときの医者の姿が
厳しくてカッコよかった。
一言一言にも重みがあります。
human being「人間」
部長の前を去る際に
バクスターが残した一言です。

目を留めるシーン。
公園のベンチが長い!!!

テニスラケットでパスタの湯切り!

カフェでストローの袋を上手に飛ばす。
そんなに使って大丈夫?・・

ちなみにこの年
1960年のアカデミー賞
主演女優賞はエリザベス・テイラー
主演男優賞はバート・ランカスター
だったそうです。