地底人は地上を目指す

地方在住&底辺生活な地底人主婦の雑記。

文学とクロサワにはド素人。【羅生門】【七人の侍】を観た

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クロサワ映画を薦められました

文芸書はろくに読まない
最後に読んだ小説は
貫井徳郎さんの『愚行録』だったか
万城目学さんの『偉大なる、しゅららぼん』だったか。
老眼がすすんでしまって
すっかり遠のいています。

先日、黒澤明監督の
『羅生門』と『七人の侍』を観ました。
昔から洋画好きでしたが
これらは私が生まれる以前の作品。
世界のクロサワと言われても
普段から邦画観ない派。
適当につまんだのがこの2本です。

とにかく長い【七人の侍】

最近『マグニフィセント・セブン』
なる映画がありましたが
『荒野の七人』のリメイクらしいです。
その『荒野の七人』が生まれる
きっかけとなったのがコレ。
DVD2枚組で3時間超えです。
1枚目の終わりには
真っ暗画面の休憩が入っています。
当時は前編後編に分かれての上映だったらしく
そのままの仕様なんでしょうか。

感想は音声が何とも聴き辛く
評判らしい脚本に感銘できなかった。
7人のキャラクター感が強くないので
ざっくり7人組の印象しかなかった。
観方が良くないんでしょうね(笑)
敵陣を一人二人自陣に誘い込み
来たところを味方大勢で撃沈。
地味ですが農民の怒りが
生々しく映ります。
CGじゃない良いところでしょうか。
そして敵方の事情とかは
はほぼ話されることなく
単なる”悪者”扱いなので
そちらの方々も記憶に残らなかった。
農民の方も然り。
今度観る機会があるのなら
半分づつ日を変えます。

笑えた【羅生門】

面白いというかぷっと笑える【羅生門】。
この原作は【藪の中】だそう。
もちろん読んだことないので
あらすじだけチラ見しました。

殺害現場に居合わせた3人の言い分が
各々自分を美化して訴えます。
この中でおお~!っと思えたのが
三船敏郎演じる多襄丸と
森雅之演じる金沢武弘の
果し合いの場面。
現代時代劇のワン、ツー、ハイ。
のようなテンポの良いそれとは違う、
刃物持ってます。殺るか殺られるか。
腰が引けてなんともスマートではない。
あのリアル感がとても印象に残った。
絶対そうなるよねって

楽しかったのは奉行所のシーン。
杣売り、法師、多情丸、
真砂、金沢(巫女)
各々が事の始終を訴えるのですが
後方、傍聴席を眺めていると笑えます。
杣売りと法師が並んで座り
証言を聴いている姿が何とも滑稽。
真実を知っている杣売りは
1人目、2人目、3人目と
違う話がぽんぽん出てくるので
呆気にとられるというのか
それとも彼が盗んだとされる
太刀と短刀のことで頭がいっぱいなのか
杣売りはただただポケーッと。
笑ってはいけないのですが
志村喬さんのその姿がとても良い。

もうひとつは京マチ子。
私世代の京マチ子と言えば
『犬神家の一族』です。
美しい女優さんと記憶していますが
若いお嬢さんの頃も
少しはれぼったい気もするけど
やっぱり綺麗な方ですね。

以上ド素人感覚で観てみたら
志村喬さんしか見えなかった
【羅生門】+【七人の侍】でした。
観る機会があったら
是非奥の2人に注目していただきたいです。

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